沖縄県ではしか流行 香港から150人がキャンセル
更新日:2018年04月23日
沖縄県でのはしか(麻疹)流行により、香港の8団体(150人)は沖縄旅行のキャンセルを発表、沖縄県観光振興課も4月20日(金)までに国内外から195件(323人)のキャンセルを受けたことを伝えました。日本の場合、1977年4月2日から1990年4月1日生まれの世代が、はしかの免疫がない可能性が高く、最も感染危険の高い世代とされていますのでご注意ください。
沖縄県でのはしかの流行は、タイではしかに感染した台湾居住者が3月下旬に沖縄に訪れたことが原因であると考えられています。男性が訪れた沖縄県内の飲食店従業員に感染が確認されてから、4月23日までの約1ヶ月の間に70人がはしかと診断されており、感染者の半数が20~30代となっています。はしかの潜伏期間は10~12日であり、沖縄を離れた後に他県や海外で感染者が増えないかと警戒されています。
はしかの感染力は極めて強く、高熱や発疹のほか命に直結する合併症を引き起こす危険性があるため、香港でも沖縄県でのはしかの流行が連日報道されています。