香港人にとってのバレンタイン

本日は2月14日バレンタインデー。香港では男性が女性に花束を贈るという習慣があり、花束は手渡しではなく、女性が勤務するオフィスに送られることが多いというのも特徴的です。職場の同僚に花束をお披露目することで彼からの愛をアピールできるのだとか。

クレジットカードの国際ブランドであるマスターカードは、アジア太平洋18ヶ国・地域の9,141名を対象に、恋人のために使うバレンタインの予算調査をおこない、1位は中国本土（約29,600円）、2位は台湾（約26,500円）、3位は香港（約25,000円）、4位はシンガポール（約19,500円）、5位はタイ（約15,700円）となったことを発表。香港人に注目すると、恋人との過ごし方で最も多いのは外食で64％、映画が12％、その他は自宅。男性から女性に贈るプレゼントで最も多いのは花束で34％、女性から男性に贈るプレゼントでは洋服や革製品が41％となりました。また、香港人の48％が「バレンタインはプロポースする（される）のに最高の日」と回答したようです。

なお、花束は永遠を意味する99本が理想ですが、バレンタイン当日は花価格が高騰するため「君だけを愛してるの11本。誠実と正直を意味する18本。」が人気のようです。

本日は香港人にとって特別な日。彼女のバッグや花束などを持ち、エスコートをしながらレストランに向かう香港人を多く目にするでしょう。