倉田保昭(71歳)香港映画で最優秀男優賞
更新日:2018年01月16日
昨日、第24回香港電影評論学会大奨が発表され、2017年の公開映画「蕩寇風雲(God of War)」に出演した日本人俳優「倉田保昭(くらた やすあき、71歳)」が最優秀男優賞を獲得しました。
香港電影評論学会大奨は「香港映画評論学会」が主催をする映画賞であり、香港映画の評論家が前年度に発表された香港映画を総括して優秀な作品、監督、脚本、俳優などを選出・発表をする映画賞。世界的に影響力・信頼度が高い賞と評価されており注目されています。
倉田保昭が出演した映画「蕩寇風雲(God of War)」は最優秀脚本賞も受賞しており、中国明王朝の嘉靖(1522年~1566年)時代を舞台に中国と日本海賊「倭寇」との戦争を描き、倉田はその中で、文武両道、主人に忠実に仕える武士「熊澤副將」を演じました。興行成績こそ伸び悩む作品でしたが、香港メディア「香港01」も映画賞の記事の中で「倉田氏が演じた最終シーンには威厳があり、格好良かった」と絶賛しています。
倉田は賞の獲得を東京で知り、「今回の受賞は周りの友人、映画監督やすべてのスタッフのおかげです。陳嘉上監督、本当にありがとうございました。皆さん、応援ありがとうございます。」と喜び、監督である陳嘉上も倉田の受賞を大変喜び、「皆の努力が無駄にならなかった」と話したそうです。
倉田 保昭(1946年3月20日)、空手七段、柔道三段、合気道二段、和製ドラゴンの愛称で香港、日本、台湾を股にかけ活躍するアクション俳優。