日本人ストリートミュージシャンに逮捕予告?

更新日:2017年09月26日
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ストリートミュージシャン

香港で大人気の日本人ストリートミュージシャン「Mr. Wally(ミスター・ウォーリー)」が9月23日(土)の17時頃、路上パフォーマンスが多いことで有名な旺角(モンコック)の歩行者天国エリアで演奏中、香港警察から注意を受けたことを多数の香港メディアが取り上げました。さらにMr. Wally自身が、警察の対応はメディアで報道されているより厳しかったとFacebook上に投稿したことが大きな話題となっています。

Mr. Wallyは神戸出身の日本人。2015年に初めて香港を訪れ、路上でギター演奏をしながら日本語の歌を歌うパフォーマンスで大人気になり、今月再び香港に戻ってきたと香港メディアは伝えています。

各メディアによると、今回、Mr. Wallyは演奏中に私服警官から「近所から騒音への苦情を受けた。また、君はここで演奏はできない。もし次見つけたら警察署へ連行する。」と注意を受けたことから、Mr. Wallyは就労可能なワーキングホリデービザを持っていると主張。これに対して警官は「働くのは構わないが、香港IDカードがないからここでの演奏はできない。」と説明しなおしたそうです。

一方、Mr. Wallyは25日正午頃に自身のFacebook上で「香港メディアの記事内容は実際とは違う」と投稿。Mr. Wallyによると、警察からは「旺角の歩行者天国エリアは以前とは変わった。今度は通報があれば口頭注意でなく即逮捕だ。ワーキングホリデービザは取り消され、強制送還となる。二度とここで演奏するな。」との厳重注意を受けたとのことです。

メディアの報道に関して香港警察は「Mr. Wallyは香港IDカードを持っていないから香港で仕事ができないとは言っていない。我々は騒音への苦情に関して対応をおこなったのみである。」と発言しました。