香港メディアSCMP 香港人は日本人から礼儀を学ぶべき
更新日:2017年08月01日
香港の大手メディア「SCMP」のピーター記者(オーストラリア人)が、「香港人は失礼なので、日本人から礼儀を学ぶべき。」との記事を掲載しました。
ピーター記者はまず、香港人が日本旅行を好む理由として、「香港にはマナーが悪い人が多すぎるので、礼儀正しい日本にいくとリフレッシュができる。」という理由があるとコメントした上で、香港人のマナーが悪い具体例には「エレベーターを乗ろうとしているのに意図的にドアを閉める。」、「歩きタバコを吸っている。」、「携帯電話でどこでも大声を出している。」、「若者が公共交通機関で優先座席を譲らない。」、などを挙げています。
また、SCMPの同僚であるアメリカ人のダン氏も香港人について、「地下鉄から降りている途中なのに人が乗り込んでくる。」、「道で人にぶつかることが普通だと思っている。」、「バス専用道路に宅配業者の車が停車している。」、「公共の場でマナーが悪い人を見かけても注意しない人が多い。」などとコメントをしています。
そして、ピーター氏は日本の電車内でのマナーについて、「日本はラッシュアワー時でも優先座席を必要な人のために空けている。」、「電車内で電話をすることはタブーとされている。」、「車両に乗り込もうとする人に対して嫌そうな顔をすることはタブーとされている。」と評価をした上で、「日本(東京)と香港は、どちらも人口が多く、忙しい生活を送っている点が類似しているが、マナーに大きな違いがある。」、「日本人は礼儀正しすぎると批判する人もいるが、公共の場でマナーが良いことは大切であると。」と締めくりました。
香港で生活をしていると、お年寄りに席を譲る姿を多く見かけるようにも感じますが、皆様はこれらの評価についてどのように感じますか?