謝罪条例法案が議会を通過

更新日:2017年07月18日
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2017年7月13日、「道歉條例(謝罪条例)草案」の最終議会審議が香港立法会(日本の国会に相当)でおこなわれ賛成多数で通過しました。今後は香港特別行政区行政長官の署名がおこなわれたあとに道歉條例(謝罪条例)が正式に施行されることになります。

これまで香港市民の多くの間では何らかのトラブルが起こった際に、謝罪をしてしまうと過失を認めたとして不利になると考えられていましたが、道歉條例(謝罪条例)の施行により、仮に謝罪をした場合でも過失を認めたとは判断されず法律的責任を負うものではなくなります。

車での接触事故などが起こった場合に、お互いが謝罪しないことにより更なるトラブルになることを防ぐ狙いもあるようです。

議員の中には、裁判などの際に謝罪条例を逆手にとって罪を免れようとする人が現れるのではないかという心配の声も上がったようですが、律政司(司法省)司長の袁氏は「全体の状況を把握して公正公平に判断を下せる法案となっている」。と回答をしています。