ビザなし労働で、日本人を含む14名が逮捕
更新日:2017年06月14日
先週、香港イミグレーションと香港警察によるビザ無し不法就労の取り締まりがおこなわれ、14名の外国人が逮捕され、その中に日本人も含まれていたことが分かりました。(不法就労が発覚すると、就労者には最大罰金5万香港ドルおよび2年間の禁固刑、雇用主には最大罰金35万香港ドルおよび3年間の禁固刑が科されます。)
逮捕された14名は年齢27歳~57歳、日本人1名、フィリピン人1名、ベトナム人2名、インド人2名、残りは中国人とのこと。それぞれ、オーバーステイ、不法就労助長、不法入国など逮捕理由は異なりますが、日本人はパスポートで香港に入国し、就労ビザを持たずに仕事をしていたことから逮捕されたと報じられています。
今回取り締まりの対象となったのは油尖区(尖沙咀や油麻地)のショップ、レストラン、ゲストハウス、マッサージ店などであり、逮捕者がそれぞれが具体的にどのような業務をおこなっていたかまでは報道されませんでした。
今回のようなイミグレーションと香港警察が共同でおこなう一斉取り締まりはコードネーム「Champion(チャンピオン)」と呼ばれており、毎月あるいは数ヶ月ごとに実施され、毎回様々な国籍の逮捕者が出ています。逮捕者本人が不法就労であることを理解していないケースもあるため、香港内で働く場合は必ず、就労可能なビザを取得した上で渡航してください。
香港BSでは、香港で就労を希望する方のビザ申請サポートをお引き受けしています。ビザ申請者とスポンサー会社(香港の会社)がイミグレーションの定める基準を満たしていれば、就労ビザの取得は可能ですので、お気軽にご相談ください。