今日は冬至!香港人にとって大切な日
更新日:2015年12月22日
本日22日は冬至(年間で最も昼時間が短い)です。香港人にとって家族と食事を共する大切な日であり、多くの会社が午後3~4時くらいに業務が終了します。
冬至が過ぎると日が長くなるため、中国では古来より冬至が「新しい年の始まり」や「春が訪れる前触れ」という概念があります。そこで冬至を重要な日と見なし、家族でご飯を食べるようになったそうです。
冬至の食べ物といえば「湯圓(トンユン)」と呼ばれる暖かいスイーツ。黒ごまやピーナッツ味のあんこが入った一口サイズのお餅が小豆スープやピリ辛の生姜スープに入っている食べ物です。丸い形のことを中国語では「圓」と書きますが、これは家族が仲良く集まっている状態も指しています。
今晩の香港は、家族で行動している光景を多く目にするでしょう。特に中華系レストランは予約でいっぱいとなっているようです。