世界遺産シルクロード展が開催

更新日:2017年12月25日
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シルクロード

2017年11月29日から2018年3月5日まで、香港歴史博物館にて「綿亙萬里 ── 世界遺產絲綢之路(綿々と続く~世界遺産シルクロードの道)」が始まります。香港の中国返還20周年プロジェクトの一環で開催され、陝西(シャンシー)、河南、甘肅(カンシュク)及び新疆ウイグル自治区の博物館に収蔵されている160組以上の貴重な展示物が公開されます。

シルクロードは中国と地中海を結ぶ貿易ルートで、長安(現在の西安)からローマまでつながっていたといわれています。紀元前2世紀ごろから16世紀まで利用され、商品だけでなく、文化、宗教や様々な技術などの交流が盛んに行われました。中国側の主な交易品が絹(シルク)だったことから、シルクロードと名づけられました。

展示物160点以上のうち半数以上が中国国家一級文化財に指定されており、金で作られた「神獣」、銅に金メッキを施した芋虫型の虫、新疆ウイグル自治区の墓から発見されたミイラがまとっていた豪華絢爛な衣装など当時の華やかな文化の一端に触れられますので、ご覧になってはいかがでしょうか。

「綿亙萬里 ── 世界遺產絲綢之路」
開催日:2017年11月29日~2018年3月5日
場所 :香港歴史博物館
入場料:20香港ドル(全日制の学生、高齢者や身体の不自由な方には割引あり)
休館日:毎火曜日(祝祭日は除くが、旧正月1日、2日は休館)