香港の家族ビザ保有者がビザスポンサーと離婚や死別した場合

香港の家族ビザは、香港で就労や投資などのためのビザを保有する方、永住権保有者や香港人などがビザスポンサーとなり、その配偶者や18歳未満の独身の子供などが申請できるビザです。

家族ビザ保有者がスポンサーと離婚または死別した場合、家族関係や扶養関係に変化が生じるため、その後のビザ更新や香港での滞在に影響する可能性があります。

ただし、離婚または死別により、その時点で現在の家族ビザが必ず自動的に失効するとは限りません。現在の滞在期限、ビザの条件および個別事情を確認し、必要に応じて香港入境事務處へ状況を申告したうえで、別のビザへの切り替えや滞在期限の延長を検討する必要があります。

家族ビザ(Dependant Visa)の概要

家族

家族ビザ(Dependant Visa)とは、主に香港で就労ビザや投資ビザを保有している方、永住権保有者や香港人の方がビザスポンサーとなり配偶者と18歳未満の独身の子供が申請できるビザになります。研修ビザ、学生ビザ(認可校の全日制のみ)、トップタレントパス、投資移民制度などでビザを保有している方の家族も申請することができます。永住権所有者や香港人の家族においては、60歳以上の両親の家族ビザを申請できます。

家族ビザの有効期限はスポンサーのビザ期限と同じになりますが、申請者のパスポート有効期限の方が発行されるビザ期限よりも短い場合は、パスポートの有効期限の1ヵ月前を期限としてビザが発給されるのが一般的です。

家族ビザには就労ビザや投資ビザなどのような就労制限がないため、アルバイトやフルタイムで就労活動をおこなう方も多くいます。香港会社の株主や役員に就任して会社運営に携わることも認められており、就学においても制限がありません。家族ビザは香港政府が発給するビザの中で最も制限のないビザですが、香港政府の方針が変更されてビザ制限が変更となる可能性があることに注意が必要です。

ビザスポンサーと離婚した場合

離婚 家族ビザはスポンサーとの家族関係を前提としているため、離婚後は家族ビザの更新が認められない可能性があります。ただし、離婚した時点で現在の家族ビザが直ちに失効するとは限りません。香港に引き続き居住したい場合は、現在の滞在期限を確認し、必要に応じて別のビザへの切り替えを検討する必要があります。

ビザスポンサーと死別した場合

死別 ビザスポンサーが亡くなった場合も、家族ビザの更新が認められない可能性があります。ただし、死別した時点で現在の家族ビザが直ちに失効するとは限りません。香港に引き続き居住したい場合は、現在の滞在期限を確認し、必要に応じて別のビザへの切り替えを検討する必要があります。

香港に居住するためのビザ切り替え

離婚や死別後も香港に住み続ける場合は、以下のような滞在資格への切り替えを検討することができます。

就労ビザの申請と取得
就業先をみつけること
投資ビザの申請と取得
香港で起業をすること
家族ビザの申請と取得
香港ビザや永住権を持つ方と再婚すること
トップタレントパスへの申請
高学歴または高収入であること
学生ビザの申請と取得
香港で認められた教育機関や対象課程に入学すること
投資移民制度に申請
政府指定の投資先に投資すること
どのビザを選択するべきなのか分からないという場合は、当社の香港ビザの専門家が無償でアドバイスをおこないますのでお気軽にお問い合わせください。

離婚や死別をすると永住権はどうなる?

永住権

香港の永住権は、香港に7年間継続して通常居住するなど、一定の条件を満たすことで申請できます。離婚や死別をした場合でも、それまでの香港での通常居住期間が直ちに無効になるわけではありません。ただし、離婚や死別後に香港での滞在資格を失い、香港での通常居住を継続できなくなった場合には、永住権の申請に影響する可能性があります。

離婚や死別となることを想定して、別のビザへの切り替えを事前におこなった過去のケースでは、ビザが1〜2週間切れていましたが、永住権が承認されたケースもあります。離婚や死別後も香港での通常居住を継続している場合は、永住権を申請できる可能性があります。ただし、永住権が承認されるかは香港イミグレーションの判断に委ねられるため、個別の滞在状況などによって判断が異なる場合があります。

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