Uberが香港でロボタクシーサービス開始へ
配車アプリ大手のUber(ウーバー)は、自動運転による「ロボタクシーサービス」を、Uberとしてアジアで初めて香港で開始する予定です。Uberはすでに2025年11月、アラブ首長国連邦のアブダビで完全無人のロボタクシー商用サービスを正式に開始しており、2026年末までに香港やマドリードを含む15都市以上での展開を目標としています。
Uberのロボタクシーは、「自動運転企業が開発した車両とAI技術」と「Uberの配車・決済プラットフォーム」を組み合わせた仕組みです。Uberは地域ごとに異なる自動運転企業と提携しており、WeRide(文远知行)やWaymo(Google系)などが各地域で無人運転の許可を取得し、テスト運行を進めています。
自動運転の実現には、高精度な3Dマップが不可欠とされています。車線の幅や信号機の位置、縁石やガードレール、横断歩道の形状などを、事前にミリ単位で記録する必要があり、都市ごとに地図の作成と検証が求められます。
「完全無人運転」とはいえ、実際には人間が完全に排除されているわけではありません。安全体制の裏側では、工事や事故などの例外的な状況に対応するため、遠隔オペレーターが指示を出す仕組みがあり、さらに24時間体制の監視センターで人間による監視も行われています。
また、2025年7月15日には、Uberが中国最大級のIT企業であるBaidu(百度)との戦略的パートナーシップ契約を発表しました。Baiduは、中国本土で「Apollo Go(アポロ・ゴー)」という自動運転配車サービスを展開しています。このパートナーシップにより、米国本土および中国本土以外の複数のグローバル市場において、Uberのプラットフォーム上で数千台規模のApollo Go自動運転車両が展開される予定です。
