ダイコクドラッグが8月上旬に香港に進出

更新日:2025年07月04日
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大阪

日本の大手ドラッグストアチェーン「ダイコクドラッグ」が香港に初進出するというニュースが話題になっています。ネット上では正式なオープン日や店舗の住所こそまだ発表されていないものの、尖沙咀(チムサーチョイ)の金馬倫道(キャメロンロード)沿いの路面店では、すでに店舗準備が進められており8月上旬オープンと掲載されていることが確認されています。

また、香港の求人サイトにはダイコクドラッグの販売スタッフ募集が掲載されており、現地採用に向けた動きも進んでいます。さらに、公式Instagramアカウントも開設され、「新店舗の場所はどこでしょう?」とフォロワーに問いかける投稿を行うなど、オープン前から注目を集め始めています。

ダイコクドラッグを運営する株式会社ダイコクは、1988年に大阪で設立されました。その後、北海道から沖縄まで全国に店舗を広げ、現在では約150店舗を展開しています。香港メディア「香港01」はダイコクドラッグについて、「日本一安いと評判で、中国語が堪能なスタッフを擁していることから、中国、香港、台湾からの観光客に大変人気です」と紹介しています。

香港では、2022年にマツモトキヨシが進出し、すでに13店舗以上を展開中です。そこに続く形で登場するダイコクドラッグは、香港のドラッグストア市場に新たな風を吹き込む存在となりそうです。一方、ローカルの大手チェーンであるマニングス(萬寧)やワトソンズ(屈臣氏)は、数百の店舗を展開しており、日本の商品も多く扱っていることでも知られています。

ダイコクドラッグ香港インスタグラム
https://www.instagram.com/daikokudrug_hk