世界の裕福都市ランキングで東京3位、香港9位

更新日:2024年05月09日
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ニューヨーク

世界で最も裕福な都市のランキング50「World’s Wealthiest Cities Report 2024」を英コンサルティング会社ヘンリー&パートナーズが発表しました。このランキングは都市に住む億万長者(投資可能資産が100万米ドル以上)の人数で作成されています。

世界1位の裕福な都市はニューヨークで億万長者の人数は349,500人、2位はベイエリア(サンフランシスコとシリコンバレー含む)で305,700人、3位は東京で298,300人、4位はシンガポールで244,800人、5位はロンドンで227,000人、6位はロサンゼルスで212,100人、7位はパリとイル=ド=フランス地域圏で165,000人、8位はシドニーで147,000人、9位は香港で143,400人、10位は北京で125,600人となりました。

過去10年間(2013年から2023年)の全体的な変化をみると、香港の億万長者の数は4%減少、東京は5%減少、ロンドンは10%減少しています。同時期で増加幅の大きい順にみると、深センは140%増加、杭州は125%増加、広州は110%増加、オースティンは110%増加、デリーは95%増加、北京は90%増加、上海は84%増加、ベイエリアは82%増加、ムンバイは82%増加、ドバイは78%増加、マイアミは78%増加、ダラスは75%増加、ワシントンDCは75%増加、シアトルは72%増加、ヒューストンは70%増加、シンガポールは64%増加、ダブリンは60%増加、ボストンは55%増加、オークランドは52%増加、バンクーバーは50%増加、ニューヨークは48%増加、ロサンゼルスは45%増加、テルアビブは45%増加しています。

ヘンリー・アンド・パートナーズは、「米国株式市場の急騰により米国居住の億万長者の数が急増している。2023年にS&P500は24%上昇、ナスダックは43%上昇、ビットコインは155%上昇した。同年に香港のハンセン指数は約13%下落している。米国では人工知能、ロボット工学、ブロックチェーン技術の急速な発展により投資が熱狂している」とコメントしています。

全ランキングは以下ヘンリー&パートナーズのホームページから確認できます。
https://www.henleyglobal.com/publications/wealthiest-cities-2024