香港政府が5月〜6月の月給中央値を発表

更新日:2024年03月27日
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月給

2023年5月〜6月の香港の従業員の月給中央値は19,800香港ドルで前年の2022年5月〜6月の19,100香港ドルから3.5%増加したことを香港政府の統計局が発表しました。男女別では男性の月給中央値は22,500香港ドルで前年から4.2%増加、女性の月給中央値は17,500香港ドルで前年から3.3%増加しています。

業種別の月給中央値で最も月給の高い業種は教育・行政(政府を除く)で31,800香港ドル、2位は金融・保険で31,600香港ドル、3位は電気・ガス、下水道、廃棄物管理で29,800香港ドル。最も低い業種は小売業で14,100香港ドル、次に不動産管理、警備、清掃サービスで14,200香港ドル、飲食サービスで14,700香港ドルとなっています。

時給中央値は80.1香港ドルで前年から3.5%増加。男性の時給中央値は89.6香港ドルで前年から3.6%増加、女性の時給中央値は70.7香港ドルで前年から3.2%増加となっています。

年齢層別にみると、15〜24歳の月給中央値は14,000香港ドル(時給60.3香港ドル)、25〜34歳は21,200香港ドル(時給82.4香港ドル)、35〜44歳は23,500香港ドル(時給94.0香港ドル)、45〜54歳は20,000香港ドル(時給82.0香港ドル)、55歳以上は16,000香港ドル(時給65.0香港ドル)となっています。

学歴別にみると、小卒以下の月給中央値は14,000香港ドル(時給54.8香港ドル)、中卒は15,200香港ドル(時給58.8香港ドル)、高卒は18,000香港ドル(時給70.0香港ドル)、大卒以上は30,900香港ドル(時給122.4香港ドル)となっています。

なお、香港で従業員として働く男性は1,476,000人、女性は1,408,800人、合計で2,884,800人(公務員、学生インターン、ホームヘルパーは除く)となりました。

統計データは以下香港政府の統計局ホームページでご確認いただけます。
https://www.censtatd.gov.hk/en/wbr.html?ecode=B10500142023AN23&scode=210