旧正月期間中は黄大仙寺院で願い事や占いをしよう
香港では旧正月期間中にお寺に行き、願い事や占いをおこなう風習がありますので、その方法についてご紹介します。観光スポットとしても人気のある有名寺院「黄大仙(ウォンタイシン)」では、2月25日(日)までを新年期間中として開館時間を午後6時まで延長していますので、香港文化の体験に訪れてみてはいかがでしょうか。
黄大仙は道教、仏教、儒教の3つが習合した寺院であり、「心から願えば、あらゆる願いを叶えてくれる」場所として、香港で最も参拝者が集まる寺院となっています。香港人や観光客が集まる人気のパワースポットでもあり、占いスポットとしても有名です。黄大仙は、MTR観塘線の黄大仙駅B2出口から徒歩2~3分程で到着します。お寺参りにはお線香が必要ですが、黄大仙付近で購入ができます。
黄大仙でお願いごとをする(基本編)
1.黄大仙付近でお線香を購入して下さい。(お線香の太さは気にしない。)
2.「嗇色園」の鳥居をくぐり、本殿に向かいます。
3.途中の「点香区・點香區」という場所でお線香に火を灯してください。
4.お線香を持ち本殿に向かいます。(お線香が人に当たらないように注意!)
5.本殿に向かって、「三礼とお願い事」をして、3本のお線香をお線香立てに立てます。
6.別の場所でも同様の動作を繰り返し、お願いごとが完了です。
占い「求籤(カウチム)」をする(基本編)
1.黄大仙の本殿近くに「竹筒、えんぴつ、紙」がありますので借りて下さい。(無料)
2.本殿前の広場で跪き、本殿に向かって願い事を唱えながら竹筒を振ります。
3.願い事を唱える際には、名前、生年月日、住所を念じる方も多いようです。
4.しばらくすると竹が1本落ちますので、竹に書かれた番号を紙に書きます。
5.竹筒、えんぴつを元の場所に返却してください。
6.本殿を背に右手に下ると、占いエリアに到着します。
7.好みの占い師に竹に書かれた番号を伝えます。(日本語ができる占い師もいます)
8.番号に合わせた用紙を占い師が取り出し、その結果を解説してくれます。
また、黄大仙の公式ホームページ上ではオンラインでのお祈りも可能です。Start Online Prayingをクリックして、個人情報(氏名、性別、誕生日、Eメールアドレス、居住地)を入力し、願い事を英語200語以内で記入します。また、願い事のテーマを「幸運、健康、恋愛、家庭、財源、平安、学業、出世」の中から1つ選択します。
http://www.wongtaisintemple.org.hk/en/online-praying
黄大仙寺院(黄大仙祠)
住所:2 Chuk Yuen Road, Wong Tai Sin