世界の駐在員の給与と福利厚生ランキングが発表
人材コンサルティング会社ECA Internationalが、世界の駐在員の給与と福利厚生に関するランキングを発表し、1位は英国(441,608米ドル)、2位は日本(370,183米ドル)、3位はインド、4位は中国、5位は香港(278,020米ドル)となりました。
駐在員の給与と福利厚生ランキングは140か国・地域の340社の企業の海外赴任者10,000人以上(中間管理職)を対象に調査されており、2022年の「現金給与、福利厚生(家賃、インターナショナルスクール、光熱費など)、税金」の合計金額を米ドルにて比較しています。
香港は前年(2021年データ)の8位から3つの上昇となり5位でした。ECAのアジア地域ディレクターであるリー・クエイン(Lee Quane)氏は「香港内だけでみると前年よりも金額は2%下がったが、他国の通貨が米ドルに対して弱くなっているためランキングの順位は上がった」と説明しています。また、日本国内だけでみると前年より金額が5%上昇していますが、円安により12%下落するという結果になっています。
アジアのトップ10をみると1位は日本、2位はインド、3位は中国、4位は香港、5位は韓国、6位は台湾、7位はシンガポール、8位はフィリピン、9位はインドネシア、10位はベトナムとなっています。
このランキングの概要は以下ECAの記事で確認できます。ランキングの詳細レポートの閲覧は「MyExpatriate Market Pay Survey」の調査アンケートに回答することで閲覧できます。
https://www.eca-international.com/news/july-2023/hk-re-enters-top5-locations-highest-expat-package