尖沙咀の42階建てビルで大規模火災
本日は、尖沙咀の中心エリアの42階建てビルで大規模火災が発生したこと、4月に香港でタイの旧正月を祝うソンクラーン水かけ祭りが開催されること、香港と北京および上海を結ぶ高速鉄道が早ければ4月1日に再開する予定であること、香港政府統計局が2023年1月の香港の小売売上高を発表したことをお伝えします。
■尖沙咀の42階建てビルで大規模火災
昨日の3月2日(木)23時頃、尖沙咀(チムサーチョイ)の中心エリアで大規模な火災が発生しました。火災現場となったのは2023年完成予定の中間道にある42階建てビルであり、竹でできた足場などが燃え、隣接する建物4棟にも燃え広がり、130人以上が避難、消防士と救急隊員計250人が出動し消火活動にあたり、今朝8時半頃に鎮火しました。
この火災で2人が病院に搬送されましたが詳しい容体は分かっていません。火災現場付近の中間道(ミドルロード)と彌敦道(ネイザンロード)では通行止めやバスルートの迂回などがおこなわれていました。なお、火災が発生した42階建てビルはMariner’s Club(海員俱樂部)とホテルが入居する予定です。
■香港でソンクラーン水かけ祭りが開催
4月9日(日)、香港の九龍城にある賈炳達道公園(Carpenter Road Park)にて、タイの旧正月を祝うソンクラーン水かけ祭りの香港版「香港溌水節(ソンクラーン香港)」が開催されます。九龍城(カオルーンシティ)にはタイ人街があることから毎年恒例の行事でしたが、新型コロナウイルス流行により3年ぶりの開催となります。2019年の参加者数は5,000人を超えました。
また、荔枝角では4月5日(水)~10日(月)の5日間、ショッピングモールD2 Placeとその周辺でパレード、水かけパーティー、タイマーケット、タイ僧侶による伝統儀式などが予定されています。
■香港と北京上海を結ぶ高速鉄道が再開か
香港(西九龍駅)と北京および上海を結ぶ高速鉄道が、早ければ4月1日に再開する予定であると香港メディアThe Standardが伝えています。
■香港統計局が1月の小売売上高を発表
香港政府統計局が2023年1月の香港の小売売上高(暫定値)を362億香港ドルと発表し、前年同月比7.0%増となったことを伝えました。オンラインでの小売売上高は30億香港ドル(全体の8.2%)で前年比4.2%減。商品別の売上では、漢方薬の売上は38.5%と急増。宝飾品、時計、高価なギフトは23.1%増。アパレルは14.4%増、医薬品と化粧品は15.3%増となっています。一方、食品、酒類、たばこは1.0%減、家具は21.3%減となりました。