トップタレントパスの申請者、1カ月約7200人
世界のトップ100大学を卒業した方、または年収250万香港ドル相当以上の方を対象とし、香港で勤務先が決まっていなくても香港に2年間滞在し自由に就労や起業ができる新制度「トップタレントパス」が昨年末から開始されており約1ヶ月間で約7200人が申請、そのうち約5700人が承認されたと発表されました。
トップタレントパスの申請カテゴリーは3種類あり「直近1年の年収が250万香港ドル相当以上であること」、「世界トップ100大学を卒業し就労経験が十分であること」、「世界トップ100大学を卒業しているが就労経験が不十分な場合」となっています。
今回の7200人の申請者のうち半数は「世界トップ100大学を卒業し就労経験が十分であること」のカテゴリー条件に当てはまる申請者だったようです。最も少なかったのは「直近1年の年収が250万香港ドル相当以上であること」のカテゴリーに当てはまる申請者であることも合わせて発表されました。
労工及福利局局長の孫玉菡は「我々の期待をはるかに上回る反応だ。香港が海外の人材にとって非常に魅力的であることを意味している。機会を提供すれば喜んで香港で働きたいと思ってくれている」とコメントしました。
なお、トップタレントパスを取得すると2年間の滞在が許可され、有効期限の4週間前から更新手続きがおこなえますが、更新時には香港での就労または会社経営をおこなっている必要があります。更新が許可されれば3年間ずつの延長が認められ、トップタレントパスを取得し7年間継続して香港に居住することで永住権とパーマネントIDが申請できるようになります。
トップタレントパスは日本人の方も対象となっており、当社でも申請サポートをおこなっていますので申請をご希望の方はお気軽にご連絡ください。トップタレントパスの取得や費用などの詳細ページにはトップタレントパスについて詳しく説明していますので合わせてご覧ください。