香港で日本人セクシー女優に2ヶ月の禁固刑

本日は、香港で逮捕された日本人セクシー女優に2ヶ月の禁固刑が言い渡されたこと、小学校の生徒70％以上がワクチン2回接種すれば12月から全日対面授業が可能になること、昨日から香港国際空港で香港IDカードや搭乗券を提示することなく顔認証で出国できるようになったことをお伝えします。

■香港で日本人セクシー女優に2ヶ月の禁固刑
香港で在留資格違反により逮捕された日本人セクシー女優の愛沢のあに、香港裁判所は2ヶ月の禁固刑を言い渡したことを香港の多くのメディアが報じています。

検察は、香港警察の覆面捜査官は10月17日（月）、愛沢のあが滞在中の尖沙咀（チムサーチョイ）のザ・キンバリー・ホテルで5,000香港ドル（約94,345円）を受取り、マッサージと性的サービスを提供していることを確認しコンドーム10個などを押収。さらなる調査により、就労許可がないことを確認し、金銭との引換えにサービスを提供したことを認めたため在留資格違反で2ヶ月の禁固刑が言い渡されたと説明しました。

不法就労で逮捕される日本人は比較的多く、2016年2月には空手指導をおこなっていた日本人の空手世界チャンピオンの男性、2017年にはカフェで従業員指導とサービス提供をおこなっていた24歳の女性が不法就労で逮捕され、香港メディアで大々的に実名報道されました。

香港では、給与の有無にかかわらず就労時には就労ビザの取得が必要です。観光目的で入境すると90日間の滞在許可（Visitor）が与えられますが、香港での就労は禁止されていますのでご注意ください。

■ワクチン2回接種で小学校の全日授業を許可
香港教育局は、小学校の生徒70％以上がワクチンを2回接種することで、12月から全日対面授業が可能になると発表しました。中学校や高校においては、生徒90％以上がワクチンを2回接種することで2023年1月末まで全日授業を継続でき、2023年2月からはワクチン3回接種が必要となります。

■香港国際空港 顔認証で出国可能に
昨日から11歳以上の香港居住者は、香港国際空港の出発チェックポイントで香港IDカードや搭乗券を提示することなく通過できるようになりました。

空港内に設置されているスマートキオスク（チェックイン端末）でのチェックイン手続き時に「Flight Token（フライトトークン）」に登録すれば利用可能となります。登録を済ませれば手荷物の預け入れ、複数のe-securityゲートを顔認証で通過できるようになるため大変便利です。現時点ではキャセイパシフィック航空と香港エクスプレスの一部行き先に対応しています。

＜ 香港の新型コロナウイルスの状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日5,221人、感染者累計は430,581人（陽性者累計1,886,228人）、死者累計は10,343人、現在の入院者数は1,947人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が6,887,095人（94.3％）、うち2回目接種が6,734,832人（92.4％）、3回目接種が5,625,808人（81.0％）、4回目接種が524,760人となっています。