香港で日本旅行が大人気も航空チケットは高額

日本政府が10月11日に新型コロナウイルス水際対策を大幅に緩和してから、香港では日本旅行が大注目されており沢山の香港人旅行客が日本を訪れています。本日は香港メディアなどで話題となっている日本旅行に関するニュースを伝えます。

香港メディアRTHKでは、日本旅行に向かう香港人家族へのインタビュー内容を紹介しています。福岡に向かう3人家族は「日本旅行が久しぶりで興奮して昨夜は眠れなかった。娘を動物園に連れて行ったり、着物を着せて楽しみたい。3日間の日本旅行の予算は21,500香港ドル（約40万円）」と答え、大阪に向かう香港人夫婦は「最後の旅行は2020年2月でした。今回は日本円で60万円から70万円持ってきました。思いっきり遊んで思いっきり買い物する。」と話していたことを紹介しています。

日本行きの航空チケットが高額であることは気になるところです。キャセイパシフィック航空の香港・東京の往復チケットをみてみると、今週の最安値は5,379香港ドル（約10万275円）、12月の後半になるとさらに高額であり12,000～13,000香港ドル程度（約22万3750～24万2280円）となっています。格安航空会社（LCC）の香港エクスプレスでは、香港・東京の往復チケットの最安値は3,722香港ドル（約6万9320円）で、12月後半では8,200香港ドル程度（約15万2740円）となっています。

香港メディア頭條日報では、高価航空チケットの他にも、日本のホテルやレストランの価格が大幅に上昇しているため、円安とはいえ物価上昇が影響して長期的な旅行は厳しくなっていると伝えています。

＜ 香港の新型コロナウイルスの状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日4,656人、感染者累計は420,877人（陽性者累計1,811,344人）、死者累計は10,237人、現在の入院者数は1,632人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,880,831人（94.3％）（シノバック3,069,288人、ビオンテック3,811,543人）、うち2回目接種が6,718,644人（92.2％）（シノバック2,975,084人、ビオンテック3,743,560人）、3回目接種が5,553,169人（80.0％）（シノバック2,184,099人、ビオンテック3,369,070人）、4回目接種が483,060人（シノバック226,714人、ビオンテック256,346人）となっています。