ホテル隔離の廃止で、海外旅行への準備加速

更新日:2022年09月26日
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航空チケット

本日9月26日(月)午前6時に海外からの香港入境者のホテル隔離が廃止され、入境後は3日間の医学的観察となります。香港では航空会社のウェブサイトにアクセスが集中したことでチケット購入が困難となったり、海外旅行に備えてイミグレーションでのパスポート延長手続きをおこなう市民の姿が目立っています。また、空港と市街地を結ぶ4路線のバス「A11、A21、A22、A29」の全日運行も再開しました。

■キャセイ航空が日本行きのフライトを再開
キャセイパシフィック航空は11月1日から、東京(羽田)への毎日のフライトを再開し、12月1日からは札幌への週4便のフライトを再開することを発表しました。10月から成田と大阪へのフライト数を増やす計画も発表しています。

また、キャセイパシフィック航空は、今後18~24ヶ月間の運営上のニーズを満たすため、グランドスタッフとカスタマーサービスを1,000人以上採用し、計4,000人以上の従業員の採用計画を実施するようです。

■ホテル隔離廃止発表で航空会社のWEBが混雑
ホテル隔離の廃止が発表された金曜日、キャセイパシフィック航空や香港エクスプレスのウェブサイトにアクセスが集中してチケット購入が困難な状況が続きました。香港エクスプレスでは、サイト上のポップアップメッセージが表示され「トラフィックが多いため、当社のウェブサイトは混雑しており、フライトの検索、予約、旅程の電子メール受信に時間がかかる可能性があります」と表示されていました。

■航空券価格が高騰、ロンドン行きは3倍
香港メディアThe Standardは、航空券価格が非常に高騰していることを伝えています。10月初めのロサンゼルス行きビジネスクラスのフライトは通常の2倍以上の102,000香港ドル、10月3日ロンドン往復エコノミークラスは通常の3倍の25,600香港ドルとなっているようです。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、金曜5,387人(入境時・隔離中の発見156人、香港市中感染5,231人)、土曜5,190人(入境時・隔離中の発見152人、香港市中感染5,038人)、日曜3,897人(入境時・隔離中の発見117人、香港市中感染3,780人)、感染者合計は412,147人(陽性者合計1,745,500人)、死者合計は10,116人、入院者数は2,066人となっています。

ワクチン接種者合計は1回目接種が6,862,871人(94.0%)(シノバック3,056,369人、ビオンテック3,806,502人)、うち2回目接種が6,685,568人(91.8%)(シノバック2,951,656人、ビオンテック3,733,912人)、3回目接種が5,359,920人(77.5%)(シノバック2,075,264人、ビオンテック3,284,656人)、4回目接種が435,653人(シノバック202,622人、ビオンテック233,031人)となっています。