2022年の世界のベストレスラン50に香港の大班樓
英国メディアWilliam Reed Business Mediaが「世界のベストレスラン50」の2022年度版を発表しました。香港からは24位に広東料理の大班樓(The Chairman)、日本からは20位に東京の懐石料理の傳(でん)、30位に東京のフレンチのフロリレージュ(Florilège)、41位に大阪のフレンチのラ・シーム(La Cime)、45位に東京のイノベーティブ・フュージョン料理のナリサワが選ばれました。
香港の大班樓は2019年から連続で世界のベストレスラン50に選ばれているレストランであり、厳選された食材本来の美味しさを引き出すことにこだわった伝統的かつモダンな広東料理を提供しています。大班樓の名物は別名「酔っ払いガニ」とも呼ばれる雞油花雕蒸花蟹(紹興酒と蒸したシマイシガニ)となります。現在は9月末まで予約で埋まっており、9月末以降は改装工事に入ると案内されています。
なお、世界のベストレストラン1位に輝いたのはデンマークの野菜と魚介類のみに焦点を当てた肉を食べない料理のゼラニウム(Geranium)、2位はペルーのモダンペルー料理のセントラル(Central)、3位はスペインの創作料理のディスフルタール(Disfrutar)となりました。
世界のベストレストラン50(The World’s 50 Best Restaurants)は英国メディアWilliam Reed Business Mediaが作成するランキングで、世界27か国(地域)を対象として飲食業界の国際的な専門家1,080人(シェフ・レストラン経営者34%、フードライター・評論家33%、グルメ33%)による投票で決定されています。
今回発表された世界のベストレスラン50のランキングは以下オフィシャルサイトから確認できます。オフィシャルサイトでは1位から50位までと51位から100位までのレストランを閲覧することができ、51位以降では香港内では76位に中環のフレンチイタリアンのNeighborhood、100位に上環の中華レストランWingがランクインしています。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規陽性者数は、昨日3,256人(入境時・隔離中の発見237人、香港市中感染3,019人)、感染者合計は347,122人(陽性者合計1,301,028人)、死者合計は9,444人、入院者数は1,190人となっています。