香港政府、緊急及び必須サービスのみを提供

香港政府は新型コロナウイルス感染状況が悪化していることを受け、政府系サービスについて「緊急及び必須の公共サービスと新型コロナウイルス対策関連の業務のみ」とすることを発表しました。それ以外の業務をおこなう公務員に対しては2月11日（金）（仮）まで在宅勤務の延長を指示しました。

イミグレーションでは、2月11日（金）まで緊急及び必須の公共サービスのみを提供します。具体的には「緊急の香港人パスポートの申請と受け取り、緊急の香港IDカード交換、緊急のビザ延長申請、結婚の届出、死亡登録」のみを提供します。オンライン、郵送またはドロップインでの申請を推奨するとも伝えています。

税務局も緊急及び必須の公共サービスのみを提供し「香港外への転出者の納税に関する問い合わせカウンター、商業登記オフィス、印紙税オフィス、電話問い合わせ」のみの提供となります。納税および申告などはオンライン、郵送、ファックスでおこなえるため、納税期限の延長措置はありません。

郵便局は通常営業していますが、中環（セントラル）の本局は2月5日（土）は13時までの営業で2月6日（日）は休み、尖沙咀（チムサーチョイ）郵便局は2月5日（土）は13時までの営業としています。

＜ 香港の新型コロナウイルスの状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、月曜92人（入境時・隔離中の発見12人、香港市中感染80人）、火曜25人（入境時・隔離中の発見1人、香港市中感染24人）、水曜116人（入境時・隔離中の発見13人、香港市中感染103人）、木曜142人（入境時・隔離中の発見21人、香港市中感染121人）、感染者合計は14,013人（陽性者合計14,584人）、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が5,369,657人（79.5％）（シノバック2,072,895人、ビオンテック3,296,762人）、うち2回目接種が4,812,434人（71.5％）（シノバック1,790,169人、ビオンテック3,022,265人）、3回目接種が969,638人（シノバック400,751人、ビオンテック568,887人）となっています。