世界英語能力ランキング2021が発表

更新日:2021年11月16日
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シンガポール

英語を母国語としない世界112ヶ国の18歳以上を対象とした、成人英語学習者のランキング「EF EPI(EF英語能力指数)2021」が発表され、1位:オランダ、2位:オーストリア、3位:デンマーク、4位:シンガポール、5位:ノルウェーとなりました。香港は世界32位、日本は世界78位となっています。

英語能力を5段階評価(非常に高い、高い、標準的、低い、非常に低い)で表した結果も合わせて発表されており、アジアの国・地域に注目してみると以下のような結果となっています。

《 アジアの英語力ランキング 》

■英語レベルが非常に高い
1位:シンガポール(世界4位)

■英語レベルが高い
2位:フィリピン(世界18位)
3位:マレーシア(世界28位)

■英語レベルが標準的
4位:香港(世界32位)
5位:韓国(世界37位)
6位:インド(世界48位)
7位:中国(世界49位)
8位:マカオ(世界57位)

■英語レベルが低い
9位:ネパール(世界62位)
10位:パキスタン(世界63位)
11位:バングラデシュ(世界65位)
12位:ベトナム(世界66位)
13位:日本(世界78位)
14位:インドネシア(世界80位)
15位:スリランカ(世界82位)
16位:モンゴル(世界83位)

■英語レベルが非常に低い
17位:ミャンマー(世界93位)
18位:カンボジア(世界97位)
19位:タイ(世界100位)

世界英語能力ランキングを発表したEF(Education First)の香港マネージャーJeannie Tseは「香港人の大きなアドバンテージは広東語、英語、普通話のトリリンガル(三言語話者)であるという点。しかし、今年のランキング結果によると、他のアジア諸国が急速に発展しており、香港人の独自の競争優位は急激な衰えをみせている。香港の職場では普通話の重要性が増しているが、英語の重要性も見失ってはいけない」とコメントをしました。

EF EPI(EF英語能力指数)2021は、世界最大級の語学学校「EF(Education First)」が2020年に実施したEF英語標準テスト(リスニングとリーディング)を受けた200万人以上のテストデータを基に算出されています。受験者の年齢の中央値は26歳、女性が53%、受験者の83%が35歳未満、96%が60歳未満となったようです。

全ランキングは以下のリンクから確認できます。
http://www.efjapan.co.jp/epi/

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、昨日6人(域内感染者0人)、感染者合計は12,388人、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が4,677,580人(対象者約680万人中68.8%)(シノバック1,703,032人、ビオンテック2,974,548人)、うち2回目接種が4,479,136人(シノバック1,645,388人、ビオンテック2,833,748人)、3回目接種が49,931人(シノバック20,333人、ビオンテック29,598人)となっています。香港政府のコロナ専門家委員会は、3歳~17歳のシノバック接種は安全であるとの結論を発表しました。