隔離中に運動、ウイルスを吐き隣人がコロナ感染

更新日:2021年11月15日
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フィリピン

新型コロナウイルスに感染していた56歳男性が隔離ホテルの客室内でトレーニングをおこない、ウイルスを含んだ息を空気中に大量に吐き出したことが原因で、隣の客室に滞在していた62歳男性も新型コロナに感染したと微生物学者が話したことが報じられています。

香港政府の衛生防護中心は男性らが滞在していた「シェラトン香港東涌ホテル」の15階に滞在していた50人を政府の隔離センターに移送すると発表しており、香港政府のアドバイザー微生物学者の袁國勇は「ホテル側はサイクリングマシーンやランニングマシーンの提供時には空気清浄機も一緒に提供すべきだ」と話しています。

また、新型コロナウイルス関連のニュースとして、香港政府はフィリピンおよびインドネシアからの外国人ホームヘルパーの不足を解決するために、感染対策とのバランスを考えながら受け入れ人数制限を調整し、12月からホームヘルパー向けの安い隔離ホテルを増やすことを伝えました。

香港政府のデータによると、9月初旬の外国人ホームヘルパーの入境者数は1日平均28.3人、11月は1日平均107.2人と増加しており、9月初旬のコロナ感染率は3.3%、10月末の時点では1.37%と低下となっています。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、金曜1人(域内感染者0人)、土曜2人(域内感染者0人)、日曜1人(域内感染者0人)、感染者合計は12,382人、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が4,673,394人(対象者約680万人中68.7%)(シノバック1,701,196人、ビオンテック2,972,198人)、うち2回目接種が4,475,475人(シノバック1,643,575人、ビオンテック2,831,900人)、3回目接種が42,510人(シノバック16,927人、ビオンテック25,583人)となっています。