来週からマカオからの香港入境者は隔離なし
本日は2つの話題、11月2日（火）よりマカオからの香港入境者は隔離が免除される「Return2hk（回港易）」および「Come2hk（来港易）」が再開すること、専門家が「新型コロナウイルスのワクチンは毎年接種が必要になる可能性がある」と話したことをお伝えします。
■来週からマカオからの香港入境者は隔離なし
マカオから香港に入境する際に隔離が免除される「Return2hk（回港易）」および「Come2hk（来港易）」が11月2日（火）に再開します。Return2hk（回港易）は香港居住者が中国本土（中・高リスク地域は除く）およびマカオから隔離なしで戻ることができるプログラムで、深セン湾から1日3000人、港珠澳大橋から1日2000人が香港に入境できます。Come2hk（来港易）は香港非居住者も対象となるプログラムで、深セン湾から1日1000人、港珠澳大橋から1日1000人が隔離なしで香港に入境できます。
■毎年コロナワクチン接種が必要になる可能性
香港中文大学の許樹昌（デビッド・ホイ）教授が「新型コロナウイルスのワクチンは毎年接種が必要になる可能性がある。来年はデルタ変異株に対応できるワクチン開発が進むことを望んでおり、そうなれば毎年ではなく二年に一回のワクチン接種で済む。またワクチンの3回目接種がおこなわれても高齢者のワクチン接種率が低すぎるためソーシャル・ディスタンシング（新型コロナウイルス対策の制限）は緩和されないだろう」とラジオ番組で話しました。
＜ 香港の新型コロナウイルスの状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、昨日2人（域内感染者0人）、感染者合計は12,338人、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が4,604,979人（対象者約680万人中67.7％）（シノバック1,675,458人、ビオンテック2,929,521人）、うち2回目接種が4,412,754人（シノバック1,614,775人、ビオンテック2,797,979人）となっています。
