新型コロナウイルス対策がさらに強化
更新日:2021年10月27日
キャリーラム行政長官が「新型コロナウイルス対策を強化し、中国本土の基準に追いつき中国本土との往来再開を目指す。また、海外と中国本土からの隔離免除の特例をほぼ撤廃する。中国政府には香港との往来再開が安全だと自信を持ってもらう」との方針を話しました。隔離免除の特例とは領事館関係者やビジネスマンなどが隔離なしで香港に入境できるというものです。
その他、香港政府が発表した新型コロナウイルス対策に関連する内容は以下となります。
・コロナ入院患者、退院後も14日間隔離
本日から新型コロナウイルス患者の退院基準が強化されます。香港政府は「回復後もウイルスが残っている可能性があり、再陽性となる可能性がある。」として、退院後は北ランタオ病院で14日間隔離となります。現在の入院者数は50人となっています。
・12~17歳のワクチン1回接種者について
10月29日(金)から、12~17歳のビオンテックワクチン1回の接種者は「ワクチン完全接種者」とみなされ、英国や米国などの高リスク国からの香港入境が可能になります。18歳以上はこれまでどおりビオンテックワクチン2回の接種者がワクチン接種完了者とみなされます。
< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、昨日3人(域内感染者0人)、感染者合計は12,331人、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が4,597,481人(対象者約680万人中67.6%)(シノバック1,672,057人、ビオンテック2,925,424人)、うち2回目接種が4,401,902人(シノバック1,609,139人、ビオンテック2,792,763人)となっています。