5万人に航空券が当たるラッキードロー

更新日:2021年09月17日
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チケットあたる

本日は、香港空港管理局が50,000人にエコノミークラスの往復チケットが当たるラッキードローの受付を開始したこと、ビリオネア人数で香港が世界2位となったこと、2021年6月~8月の失業率は0.3%改善し4.7%となったこと、すき焼き割烹「日山」の香港2店舗目が沙田にオープンしたことの4つの話題をお伝えします。

■5万人に航空券が当たるラッキードロー
香港空港管理局が50,000人にエコノミークラスの往復チケットが当たるラッキードローの受付を開始しました。キャセイパシフィック航空で25,000人分の席、香港エクスプレス航空で25,000人分の席が用意されます。

申請資格者は9月30日までにワクチンを2回接種した香港IDカード保有者で年齢制限はありません。キャセイパシフィック航空で運航している50か所以上、香港エクスプレスで運航している14か所が対象となり、両方に申請することができます。ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、オーストラリア、アジアの国々から、行き先の選択ができますが選択した目的地が当選するとは限らないようです。申請期間は9月30日までとなっています。
※申請期間が終了しました。

■ビリオネアの人数、NYが1位、香港は2位
富裕層を中心に調査する米国のデータ会社「Wealth-X」が「Billionaire Census 2021(ビリオネア調査2021)」を発表し、世界で10億米ドル(約1100億円)以上の純資産を持つ人は3,204人(前年13.4%増)となったことと、都市別では1位がニューヨーク(124人)、2位が香港(111人)、3位がサンフランシスコ(81人)、4位がモスクワ(74人)、5位がロンドン(71人)となったことを伝えました。

■香港での6~8月の失業率が0.3%改善
香港政府の統計局が2021年6月~8月の失業率を4.7%と発表しました。前回(5月~7月)の5.0%から0.3%改善され、特に建設業界と運輸業界で著しい改善がみられました。失業者数は前回の198,400人から10,700人減少し、187,700人。業界別にみると、小売業界の失業率は6.4%(前回は6.8%)、宿泊業界の失業率は6.9%(前回は7.4%)、飲食業界の失業率は8.6%(前回も8.6%)となっています。

労工及福利局局長の羅致光は「景気回復とともに労働市場は改善を続けるはずだ。電子消費券での支払いは引き続き消費の活性化を支援するだろう。しかし、世界中の多くの場所でより感染力の高い新型コロナウイルスのデルタ変異株が蔓延しており、経済および労働市場の見通しは依然として不確実性にさらされている。完全な景気回復と労働市場のさらなる改善を実現するためには、コミュニティがより広範なワクチン接種に向けて努力することが不可欠だ。政府は引き続き状況を注意深く監視する」とコメントしました。

■すき焼き割烹「日山」が沙田にオープン
すき焼き割烹「日山」の沙田(シャーティン)店が新城市広場(ニュータウンプラザ)にオープンしました。香港では尖沙咀(チムサーチョイ)店に続き2店舗目となります。日山は東京で約100年の歴史があり、ミシュラン一つ星を10年連続で取得している老舗の人気店です。香港ではA5の和牛すき焼き、串焼きや刺身を楽しむことができます。

< 香港の新型コロナウイルスの状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は、昨日0人、感染者合計は12,150人、死者合計は213人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が4,376,093人(対象者約680万人中64.4%)(シノバック1,589,340人、ビオンテック2,786,753人)、うち2回目接種が3,902,277人(シノバック1,429,180人、ビオンテック2,473,097人)となっています。