28年の歴史がある銅鑼湾の「旭屋書店」が閉店
更新日:2021年09月03日
銅鑼湾(コーズウェイベイ)のSOGOの11階で日本の書籍を中心に販売をおこなっていた「旭屋書店」が8月31日に閉店しました。9月1日からは新たな書店「崇文堂書店(Sobundo)」が日本の書籍を中心に販売をおこなっています。
旭屋書店は1993年から28年間運営されていた書店で、日本の雑誌や漫画、小説などの書籍販売に加えて小物や雑貨なども取り扱っており、書籍やCD・DVDなどの予約注文もできたため香港に住む日本人には重宝されていました。日本の書籍に興味をもつ好きな香港人にも人気がありました。
香港メディア「香港01」では香港人にインタビューをおこない、日本の漫画ファンは「中国語の翻訳版の漫画を読むのは楽だけど、日本の漫画の方が紙が厚くて好き」、日本人に広東語を教える先生は懐かしむように「教材や辞書を探すためにいつもここに来ていた。昔は銅鑼湾によく日本人が集まっていた」とインタビューに答えていました。