5,000香港ドル電子消費券の登録受付が開始
香港政府が配布する5,000香港ドル（約7万1500円）の電子消費券の登録受付が開始しました。登録受付期間は8月14日（土）までとなり、配布は8月1日（日）から2回～3回に分けておこなわれます。申請資格者は日本人の場合は「18歳以上の香港永久居民と香港永久居民の扶養家族」です。昨日は受付開始から6時間で約155万人が登録したようです。
電子消費券はOctopus（オクトパス）、AlipayHK（アリペイHK）、Tap & Go（タップ・アンド・ゴー）、WeChat Pay HK（ウィーチャットペイHK）のいずれかで受け取ることができ、「小売店、飲食店、サービス店やオンラインプラットフォーム」で使用できます。
7月4日（日）から7月17日（土）に登録した申請者は、8月1日（日）に1回目の電子消費券を受け取ることができ、使用期限は12月31日（金）まで。Octopusでの申請者は、1回目は8月1日（日）に2,000香港ドル、2回目は10月1日（金）に2,000香港ドルとなり、4,000香港ドルを使い切れば残りの1,000香港ドルが受け取れます。Octopus以外で申請した方は、1回目は8月1日（日）に2,000香港ドル、2回目は10月1日（金）に3,000香港ドルを受け取れます。7月18日（日）から8月14日（土）に登録した申請者は、9月1日（水）に1回目の電子消費券を受け取ることができ、使用期限は2022年1月31日（月）となります。
なお消費券は公共料金（電気・ガス・水道など）、学費、金融商品、政府への支払い、寄付には使用することができません。
【申請資格者】
2021年6月18日時点で18歳以上かつ、以下（i）、（ii）、（iii）のいずれかを満たす方
（i）香港パーマネントIDカードを持つ香港永久居民
（ii）前往港澳通行证と香港IDカードを持ち香港に居住する中国本土出身者
（iii）香港永久居民の扶養家族として香港IDカードを持つ香港居住者 2021年6月18日時点で24ヶ月連続して香港外に滞在している方は対象外（海外留学、海外での入院、香港法人の業務が理由の場合などは認められる）
【登録手順】
登録ウェブサイト
https://www.consumptionvoucher.gov.hk/en/register.html
モバイルアプリ「iAM Smart」を使用して登録する方法と使用しない登録方法がありますが、当ページでは使用しない登録方法を選択して申請する手順をご案内します。
１．上記サイトにアクセスして「Without iAM Smart」をクリック。
２．画面下部の「Start Registration」をクリックし30分以内に入力を済ませる。
３．香港ID番号、香港IDカード発行日、英語氏名（中国語氏名は必須でない）、SMS受信が可能な香港の携帯電話番号を入力。受け取り方法としてAlipayHK、Octopus、Tap & Go、WeChat Pay HKのいずれかを選択し、アカウント番号を入力（アカウント番号の確認方法が画像付きで説明されています）。2021年6月18日時点で24ヶ月連続して香港から離れていないことを宣誓します。24ヶ月連続して香港外に滞在している方は理由を選択します。
４．入力内容を確認し「Confirm and Submit」をクリック。
５．本人確認のため香港IDカードのコピーをアップロードする手順が約１週間以内にSMSで通知されますので、指定期間にアップロードを済ませ登録完了となります。
香港政府がYouTubeで登録方法を説明している動画もあります。
【特典】
Octopusを選んだ方は5,000香港ドルに加えて118香港ドルがもらえるチャンスがあります。200万人以内の登録者になれば18香港ドル、他にも9月までに毎月200香港ドル以上消費し計1,000香港ドル消費すれば月50香港ドルを2回（合計100香港ドル）もらえる特典があります。Tap & Goを選んだ方は追加で300香港ドルがもらえる特典があり、Virtual Tap & Go UnionPay CardをApple Pay、Huawei PayまたはUnionPay Appにリンクさせた方は50香港ドル、さらにTap & GoとUnionPay Appをペアリングさせた方は250香港ドルがもらえます。
＜ 香港の新型コロナウイルスの状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は金曜11人（域内感染者1人）、土曜1人（域内感染者0人）、日曜3人（域内感染者0人）、感染者合計は11,943人、死者合計は211人となっています。ワクチン接種者合計は1回目接種が約2,370,400人（人口の約31.6％）（シノバック1,005,600人、ビオンテック1,364,800人）、うち2回目接種が約1,591,300人（シノバック649,000人、ビオンテック942,300人）となっています。
