2022年版の世界大学ランキングが発表

イギリスの大学評価機関QSが「2022年版QS世界大学ランキング」を発表しました。アジアトップ10に注目すると、1位シンガポール国立大学（世界11位）、2位南洋理工大学（世界12位）、3位清華大学（世界17位）、4位北京大学（世界18位）、5位香港大学（世界22位）、6位東京大学（世界23位）、7位復旦大学（世界31位）、8位京都大学（世界33位）、9位香港科技大学（世界34位）、10位ソウル大学校（世界36位）となっています。

香港大学は昨年と同様に世界22位でしたが北京大学に順位が抜かれたとして香港メディアThe Standardで大きく取り上げられています。また、香港の4つの大学が順位を落としていることにも注目されています（香港科技大学は27位から34位、香港城市大学は48位から53位、香港浸会大学は264位から287位、嶺南大学は580位から590位に下落）。

世界トップ10は1位マサチューセッツ工科大学、2位オックスフォード大学、3位スタンフォード大学とケンブリッジ大学（同率）、5位ハーバード大学、6位カリフォルニア工科大学、7位インペリアル・カレッジ・ロンドン、8位チューリッヒ工科大学とユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン（同率）、10位シカゴ大学となっています。

日本の大学は5つの大学が世界トップ100にランクインしており、1位東京大学（世界23位）、2位京都大学（世界33位）、3位東京工業大学（世界56位）、4位大阪大学（世界75位）、5位東北大学（世界82位）となっています。

今年度のQS世界大学ランキングは世界の1,300の大学が対象となり過去最大規模のランキングとなっており、6つの項目「学界からの評判（40％）、企業からの評判（10％）、教員あたりの学生数（20％）、教員一人あたりの論文引用数（20％）外国人教員の割合（5％）、留学生の割合（5％）」から評価されています。

全ランキングは以下のURLから確認できます。
https://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2022