香港政府、ペットボトルを1本10セントに換金
香港政府の環境保護署が、飲料用のペットボトルの自動回収機「RVM(Reverse Vending Machine)」を香港内の40か所に設置しました。空のペットボトルを投入すると、1本につき10セント(0.1香港ドル=約1.4円)が電子決済で受け取れます。
RVMは歩行者が比較的多い、銅鑼湾ビクトリア公園の公営プール、旺角MOKO、東涌シティゲートなど、政府関連の建物やショッピングモール内に設置されており、今後20か所が追加され、計60か所に設置される予定です。
RVMの機械でお金を受取るには、八達通(オクトパス)またはAlipayHK(アリペイ香港)が必要で、各アカウントで1日最大30本のペットボトルを換金することができます。換金せずにチャリティー(Community Chest、Scout Association of Hong Kong、Hong Kong Girl Guides Association)への寄付も選択でき、この場合は無制限にペットボトルを投入することができます。
RVMの位置マップは以下リンクから確認でき、位置のみならず機械状況(例:赤色は100%満タンで使用不可)も確認できます。RVMが使用できる時間は場所によって異なります。
https://www.hkrvm.com.hk/en/rvmmap
【投入するペットボトルの条件】
・ペットボトルのサイズは100mL~2L
・変形したペットボトルは投入不可
・ペットボトルは空である必要がある
・ラベルとキャップはつけたままにする(※)
※ RVM機械は、ラベルに貼られたバーコードをスキャンし、指定ペットボトルであるかを認識します。香港内で販売されていない商品は認識できません。
< 香港の新型コロナウイルスの感染状況 >
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日16人、感染者合計は10,885人、退院者合計は10,404人、死者合計は197人となっています。昨日、キャリーラム行政長官と政府高官らが香港で初めて中国シノバック社のワクチンを接種しました。市民の接種開始日は2月26日(金)からで、医療従事者や高齢者などが優先で、今朝9時の時点で42,000人の予約となっています。