香港政府、第4弾の助成金の内容を発表

本日は、香港政府が第4弾助成金の内容を発表したこと、有名観光スポット「ピーク（山頂）」にドンキがオープンしたこと、外国人ヘルパーへの無料コロナ検査の提供が開始されたこと、7人制ラグビー「香港セブンズ」が来年11月に延期されたことが話題となっています。

■香港政府、第4弾の助成金の内容を発表
昨日、香港政府の政務司司長である張建宗 （マシュー・チャン）が、「第4弾の助成金は64億香港ドル（約852億円）となる」と記者会見で発表しました。

64億香港ドルのうちの55億香港ドル（約732億円）は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた19業種（飲食、カラオケ、エステ、サウナ、ジム、娯楽、教育など）に給付し、残りの9億香港ドル（約120億円）は緊急時に使用する予定としています。12月21日（月）に財務委員会の審議を通過し、来年より助成金が給付される予定となっています。詳しくは香港政府のサイトにPDF形式で記載されています。
https://gia.info.gov.hk/general/202012/17/P2020121700731_356692_1_1608212476823.pdf

■観光地のピーク（山頂）にドンキがオープン
本日、香港の有名観光スポット「ピーク（山頂）」に、驚安の殿堂 ドン・キホーテの海外版「DON DON DONKI」がオープンします。新たにオープンとなったドンキは「情熱笑店」と名付けられ、お祭りの屋台がイメージされた空間となっています。スーパーマーケットの他に25の飲食屋台が出展されていること、ピーク店限定のドンキのオクトパスカード（日本のSuicaにあたる）が販売されることなども話題となっています。

住所： 山頂廣場1樓112-113號舖(112-113, 1/F., The Peak Galleria) 営業時間：午前10時～午後10時

■外国人ヘルパーに無料コロナ検査の提供開始
香港政府は12月18日（金）から2021年1月31日（日）まで、すべての外国人ホームヘルパー（約37万人）を対象に新型コロナウイルス検査を1回限り無料提供します。自分自身の健康と雇用主家族の健康を守るため積極的に無料検査を受けてほしいと香港政府はコメントをしています。無料検査は18か所のコミュニティ検査センターで受け付けており、検査場所や予約確認および申請は以下の香港政府のページからおこなえます。
https://www.communitytest.gov.hk/en/

■ラグビー「香港セブンズ」が来年11月に延期
毎年春に開催されるワールドラグビーセブンズシリーズ香港大会（香港セブンズ）が、2021年11月5日に延期となりました。セブンズとは2016年にオリンピックの正式種目となった7人制ラグビーであり、香港では毎年街中がお祭り騒ぎとなる大人気のイベントです。

＜ 香港の新型コロナウイルスの感染状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は一昨日82人、昨日96人、感染者合計は7,900人、退院者合計は6,534人、死者合計は125人となっています。