シンガポールとのトラベルバブル、今月末開始か？

本日は、香港政府が今月末からシンガポールとのトラベルバブルを考えていること、香港政府が雇用保障の補助金第三弾を予定していないこと、香港に近づいている台風に関する話題についてお伝えします。

■シンガポールとのトラベルバブル、今月末開始か？
香港政府の商務及経済発展局のエドワード・ヤウ局長は、レジャー・観光など渡航目的に関係なく新型コロナウイルス対策の隔離措置を免除する「シンガポールとのトラベルバブル」の開始時期について、テレビ番組内で以下の内容を話しました。

・今月末までに開始を希望している。
・今月半ばから航空券を販売したい。
・初期段階では少なくとも1日1便、需要に応じて調整
・コロナ状況に問題がなければフライト数を増やせる
・コロナ状況に問題があればフライトの中止等ができる

また香港政府は、トラベルバブルでの渡航者向けに、従来よりも新型コロナ検査が短縮できる方法を検討しているようです。

■香港政府「雇用保障の補助金第三弾はない」
香港財政司司長の陳茂波が、テレビ番組で「雇用保障の補助金第三弾はない」と発言。来年の財政予算案で、経済的援助の規模は縮小するのか？と聞かれた際には「現在議論するのは時期尚早だが、検討すべき一つの方向だ」と述べました。

■台風の影響で、今週は乾燥した晴天の見込み
今週、勢力の強いスーパー台風「コーニー（19号）」と「アッサニー（20号）」が香港から数百キロメートルを通過するとみられています。香港への影響は小さく、今週は乾燥した晴天となる見込みです。

＜ 香港の新型コロナウイルスの感染状況 ＞
香港の新型コロナウイルス新規感染者数は昨日7人、感染者合計は5,331人、退院者合計は5,096人、死者合計は105人となっています。