香港政府統計局、5~7月の失業率6.1%

更新日:2020年08月20日
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本日は、香港政府統計局による失業率の発表、米国が香港との犯罪人引き渡し条約などを停止したこと、大人気ワインイベントが今年はオンライン開催となることをお伝えします。また、香港の新型コロナウイルス新規感染者は昨日26人、感染者合計は4,587人、退院者合計は3,779人、死者合計は72人となっています。

■香港政府統計局、5~7月の失業率6.1%
香港政府統計局が2020年5~7月の失業率(季節調整値)を6.1%と発表しました。4~6月の6.2%からわずかに改善していますが、失業者の人数は1,800人増え245,000人。消費・観光関連(小売、宿泊、飲食含む)の失業率はSARS以来で最悪の10.8%、飲食業界の失業率は14.6%となりました。

■米国、犯罪人引き渡し条約などを停止
米国務省は19日、香港との犯罪人引き渡し条約および受刑者移送条約の停止、海運業で二重課税などを避けるための税制措置の停止を香港政府に通知したと発表しました。

■大人気ワインイベント、今年はオンライン開催
毎年10月末~11月頃に開催される人気イベント「香港ワイン&ダインフェスティバル」が、今年はオンライン開催になると香港政府観光局が発表しました。本来は4日間のイベントとなりますが、オンラインでは数週間にわたって開催され、様々なワインを割引価格で購入することや、有名な専門家によるワイン・テイスティングの授業やトップシェフによる料理の実演を楽しむことができるようです。観光局は、「時間や場所に制限されることなく、ソーシャル・ディスタンシングを心配することなく、オンラインでイベントを楽しんでほしい」としています。

現時点では、オンラインイベントの具体的な日程などは未発表です。詳細が分かり次第、当社記事でお知らせします。