サナトリウム病院がオンライン診察を開始
本日は、サナトリウム病院がCOVID-19検査も可能なオンライン診察を開始したこと、行政長官の年収アップなどが話題となっています。また、香港内での新型コロナウイルスの感染者数は、昨日から24人増え計914人、うち退院者数は216人となっています。
■サナトリウム病院、オンライン診察を開始(COVID-19検査も可)
香港の私立病院「サナトリウム病院(養和醫院/HKSH)」が、外来患者向けにビデオ通話による診察を開始しました。COVID-19検査を含め、様々な診察に対応しており、ビデオ通話と検査キットの宅配などで診察が進められます。
診察料は320~560香港ドル(約4,480~7,840円)で、COVID-19の検査キットは別途2,500香港ドル(約35,000円)+宅配料となります。予約希望の方は、お電話またはEmailで事前予約の申請が必要です。
< 香港サナトリウム病院 >
TEL:2835-8602
Email:opt.telemed@hksh-hospital.com
■行政長官の年収アップに議員らが反対
キャリー・ラム行政長官の年収が12万香港ドル(約168万円)増額され521万香港ドル(約7,294万円)になることが分かり議員らが反対しています。政務官の林雪麗氏は、年収の調整額は昨年7月1日の消費者物価指数に基づき算出したと伝えています。親中派の田北辰(マイケル・ティエン)氏は「非常に馬鹿げている。むしろ行政長官の年収は30%減とすべきだ」とコメントをしました。
■5人以上の集まり、19人に罰金
香港では3月29日から14日間、公共場所での5人以上の集まりが禁止されており、日曜日と月曜日の2日間で19人が罰金2,000香港ドル(約28,000円)となりました。
罰金となった19人のうち6人は、公共住宅前で「象棋(中国の将棋)」をしていた2人組と周囲の見学者4人。他13人は、沙田(シャーティン)のコミュニティセンター周辺で罰金が科されました。香港当局は、月曜深夜までに11,745件を見回り、1,787件に口頭注意をおこなったと報告しています。
■香港政府、非香港居民の入境禁止を延長
香港では4月7日まで、海外から航空機で到着する非香港居民の入境を禁止していますが、香港政府は禁止期間をさらに延長すると発表しました。禁止期間は現時点では定められておらず、別途通達がおこなわれるとのこと。