マカオが感染者0人でカジノ再開。その他ニュース
本日の新型コロナウイルス感染者は中国全体で72,436人(前日より1,886人増加)、死者は1,868人(98人増加)となり、香港では感染者61人(4人増加)となりました。本日も新型コロナウイルスに関するニュースを4つ案内します。
■マカオ13日間で感染者0人、カジノを再開
新型コロナ対策として、2月5日(水)からカジノ施設を営業停止していたマカオですが、感染者が13日間出ていないため、マカオ政府は2月20日(木)からのカジノ営業を認めました。パブ、カラオケバー、シネマ、サウナなどの営業は停止を続ける可能性があります。なお、カジノ利用者はマスク着用や体温検査を要求される可能性があるとのこと。
■香港初、ホームヘルパーが陽性反応
昨日、香港で初めてとなるホームヘルパー(32歳フィリピン人)の新型コロナウイルス感染が確認されました。ホームヘルパーの雇用主は既に新型コロナウイルスに感染しており、旧正月に北角の中華料理店「明星海鮮酒家(Star Seafood Restaurant)」で29人が集まり食事会をした後で陽性反応が確認された7人の中の1人です。
■横浜港クルーズ船内の香港居民が300人帰国
香港政府は横浜に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に残された350人の香港居民のうち、約300人を航空便で帰国させる手配をおこないました。残される約50人は感染者または濃厚接触者であり日本での治療または経過観察がおこなわれます。
帰国予定の約300人の香港居民は、香港内で14日間の検疫を受けることになります。香港にある4か所の検疫センターは90%埋まっているため、火炭(フォータン)の公共住宅「駿洋邨(全5棟、4,846戸)」の一部を利用した14日間の隔離が予定されていますが、近隣の住民が激しく反発しています。
■湖北省に残された香港人2,400人の状況
現在、湖北省には香港人2,400人が残されています。香港政府に助けを求める連絡が1,200件以上届いているようですが、現時点では検疫センター不足などの理由から現地の90人に薬を届ける活動や、地元の関連部門と協力しながら要望に応えていくという状況になっているようです。