本日の注目ニュース4選
香港内で報じられている本日の注目ニュース4選をご案内します。
■旧正月の花火大会も中止。本日政府より正式発表
正月の花火イベント中止に続き、旧正月の花火イベントも中止になると香港メディア星島日報が伝えています。星島日報によると、本日、香港政府により正式な中止発表がおこなわれ、花火イベントが中止となる理由は安全問題であり、大勢が集まる環境下での突発的な事故リスクを回避するためとのこと。
■香港警察がスタンガン採用を検討
香港警察がスタンガンの採用を検討していると香港メディアSCMPが伝えました。人権団体アムネスティ・インターナショナルのデータによると、2001年から2012年までに、アメリカでは電気ショックで500名が死亡しているとのことで、スタンガンの導入と使用には危険があると言われています。
■周大福、今後15店舗を閉店していく予定
香港で86店舗を展開する宝飾品販売の最大手「周大福」が、今後、約15店舗を閉店していく予定があるとブルームバーグに伝えました。周大福は現在、香港とマカオでの売上が減少傾向にあり、中国本土での店舗展開に注力しているとのこと。銅鑼湾(コーズウェイベイ)、旺角(モンコック)、尖沙咀(チムサーチョイ)などの店舗閉鎖を予定しているようです。
■法定休日が12日から17日に増える可能性
キャリー・ラム行政長官が昨日の記者会見で、雇用条例に基づく年間12日の法定休日(Statutory Holiday)を年間17日に増やすことを検討していると発表しました。実現すれば企業に影響が出ることになりますが、政府と企業の議論はまだおこなわれていないとのことです。現在、一般的な事務職の祝日は、年間17日の一般祝日(Public Holiday、Bank Holiday)を採用することが通例ですが、飲食店、ヘルパー、現場作業職などの祝日は、年間12日の法定休日を採用しているところが多くあります。