李嘉誠基金の寄付第2弾、小売業向け83億6,700万円

更新日:2019年11月14日
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李嘉誠寄付小売り

香港の大富豪、李嘉誠(リカシン)の財団「李嘉誠基金(以下、基金会)」が中小の小売業に対して6億香港ドル(約83億6,700万円)の寄付を発表しました。寄付金額は6万香港ドルと3万香港ドルの2つに分けられており、11月18日(月)の9時より寄付の受付が開始されます。今回は第二弾の寄付発表となり、現時点で発表されている条件を以下にご案内します。

6万香港ドルの寄付を申請できるのは、小売業界の中でも特に昨今の情勢に影響を受けていると判断された5つの指定業界「1. 服飾、靴や関連製品、2. 電気製品や耐久消費財、3. 本、新聞、文具やギフト、4. 漢方薬、5. 薬や化粧品」で、かつMPF(日本の年金にあたる)のステートメントを提出できる場合です。これに当てはまらない場合は3万香港ドルの申請となります。

その他の条件としては、雇用人数が50名未満、2019年5月1日以前に開業、有効な商業登記証(BR)、銀行口座(BRと同じ名義)などがあります。

寄付を受けるにはオンラインでの申請が必要となります。受付開始は11月18日(月)の午前9時から11月24日(日)の午後5時までと発表されていますので、申請をお考えの方は李嘉誠基金のホームページ(https://lksf.org/crunch_time_instant_relief_fund_phase_two/?lang=hk)にご注目ください。寄付は12月中旬までには配布される予定です。もし申請者数が予定数を超える場合は抽選となります。