アジア大学ランキング2019発表
英国タイムズ・ハイアー・エデュケーション(Times Higher Education)が「アジア大学ランキング2019(Asia University Rankings 2019)」を発表しました。アジア1位となった大学は中国の清華大学、2位はシンガポール国立大学、3位は香港科技大学、4位は香港大学、5位は北京大学となりました。日本の東京大学は8位にランクインしています。
アジア大学ランキング2019は、アジア27ヶ国・地域の400以上の大学を対象に「教育、研究、引用、国際化、産業収入」の5分野においてそれぞれ100点満点で評価をおこない、「教育(25%)、研究(30%)、引用(30%)、国際化(7.5%)、産業収入(7.5%)」の割合に基づき計算された総合点で順位を決定しています。
今回は、中国にある清華大学がシンガポール国立大学を抜き、中国の大学で初となるアジア1位に輝いたことが大きな話題となっていますが、香港科技大学が香港大学を抜いたことにも注目が集まっています。香港科技大学の代表者は香港メディアの取材に対して「長年にわたり政府、産業界、学術界などと協力した我々の技術移転の努力が認められた。わが校は世界中から優秀な人材を受け入れており香港内で最も国際的な大学である。」と話しました。
アジアで上位100位に入った大学に注目してみると、香港の大学では3位に香港科技大学、4位に香港大学、7位に香港中文大学、15位に香港城市大学、20位に香港理工大学、70位に香港浸会大学がランクインしています。日本の大学では8位に東京大学、11位に京都大学、30位に東京工業大学、31位に東北大学、34位に名古屋大学、40位に大阪大学、58位に九州大学、66位に東京医科歯科大学、68位に北海道大学、74位に藤田医科大学、76位に筑波大学、78位に帝京大学、80位に首都大学東京がアジア上位100にランクインしています。
今回のランキングレポートは以下Times Higher Educationのホームページより確認できます。https://www.timeshighereducation.com/student/best-universities/best-universities-asia