Wi-Fiスポット11,000カ所増加。検索アプリも案内
香港政府の創新及科技局が年度内に無料Wi-Fi(ワイファイ)スポットを11,000カ所増やす計画を発表しました。現在香港では23,116カ所に無料Wi-Fiスポットがあり更に広がります。今回はWi-Fiスポットの場所探しに便利なアプリ「Wi-Fi.HK」も同時にご紹介します。
香港政府は2007年より無料Wi-Fiサービス「香港政府WiFi通(GovWiFi)」を開始しており、「Wi-Fi.HK」という名前のWi-Fiにアクセスすることで無料Wi-Fiが利用できます。
今回の計画では、商業施設、レストラン、公共交通機関、観光スポットなどに6,000カ所、政府系アパートや公園などに3,000カ所、その他にも公共交通機関ターミナル、政府の建物や海沿いの散歩道(プロムナード)など、合わせて11,000カ所のWi-Fiスポットの増加をおこなう予定です。
香港政府資訊科技の代表ビクター・ラム氏は「昨年末よりWi-Fi中継地600カ所のWi-Fi技術のアップデートを実施している。Wi-Fiが繋がりにくいなどのトラブルも起こりにくくなっており、回線速度は10Mbps以上で動画も快適に見ることができる。」と話しています。
また、無料Wi-Fiスポット探しには、香港政府と香港無線科技商会(WTIA)が共同で提供しているスマホアプリ「Wi-Fi.HK」の利用が便利です。ユーザー登録不要でアプリダウンロードのみで、地図上からWi-Fiスポットを確認することができます。検索できるWi-Fiスポット名は「Wi-Fi.HK」だけでなく、地下鉄MTRの駅にある「MTR Free Wi-Fi Hotspot」、電話会社CSLの提供する「CSL」、ショッピングモールなどの各施設が提供するWi-Fiスポットも検索できます。
「Wi-Fi.HK」アプリを含む香港の便利アプリのダウンロードは、香港で役立つスマホに入れたい便利なアプリのページをご覧ください。
香港政府は今後もWi-Fiスポットを増やしていくために様々な業界に呼び掛けをおこない、適切なWi-Fiサービスを提供できる店舗には「香港政府WiFi通(GovWiFi)」の認証を与える計画も発表しています。