香港航空「倒産の噂の発信者には訴訟も辞さない」と発表
更新日:2019年01月07日
1月5日(土)、香港航空は公式ホームページ内で「香港航空が運航停止や倒産の可能性があるという根拠のない憶測が飛び交っている。このような噂を故意に発信した者に対して訴訟を起こす権利が我々にはある。」という声明と、「当社は通常どおりの運航を続けており、今後もお客様に最高のサービスを提供することに変わりはありません。」とのコメントを伝えました。
https://www.hongkongairlines.com/en_HK/media/detail?id=10005566914_269
香港航空の倒産の噂は、1月3日(木)に保険会社「ブルークロス」が香港航空の利用者に提供していた旅行保険を1月7日から停止すると発表したことでさらに広まり、その保険内容は「航空会社の倒産が理由でフライトがキャンセルされた場合に代替交通代金として2,000香港ドルを利用者に補償する」というものでした。また、ブルークロス社は最近の香港航空に関するメディア報道をもとに補償停止を決定したと伝えています。
香港航空内部では2018年7月以降から少なくとも6人の役員が辞任、大株主の中国企業「海航集団(HNAグループ)」が中国内で最も債務水準が高い企業となっていることなど、経営不安説が多くのメディアで報道されています。