アジア系外国人に住みやすい都市 香港28位

更新日:2018年03月14日
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住みやすい都市ランキング

世界の480都市のうち、アジア系外国人(駐在員)にとって住みやすい都市のランキング2018年度版を人材コンサルティング会社「ECA International」が発表。上位トップ10は、1位 シンガポール、2位 ブリスベン、3位 大阪、アデレード、シドニー(同率)、6位 名古屋、東京、パース(同率)、9位 ウェリントン、10位 横浜、キャンベラ、コペンハーゲン(同率)となり、香港は28位となりました。

このランキングでは「天候、ヘルスケア、住宅、インフラ、レジャー、治安、政治的緊張、大気汚染」などが評価項目となっており、「生活費」は評価項目に入っていないのが特徴です。また、客観的な評価項目のみを扱っており、在住者の主観的意見などは含まれていないとのこと。

ECA Internationalのアジア代表者によると、香港は天候(大雨や台風による業務への影響)、ヘルスケア(感染症の流行しやすさ)、政治的緊張、大気汚染などの項目で評価が低めになっており、2014年以降は評価が低下傾向に。5年前のランキングでは香港は11位でした。

一方、香港は中国の都市の中では最も評価が高くなっています。香港以外の中国の都市に注目すると100位にマカオ、114位に上海、134位に北京と続き、マカオは天候(台風被害)、中国本土の各都市はインターネット(政府による規制)と大気汚染の項目で特に評価が低くなりました。

なお、ECA Internationalによると調査対象となった日本の各都市はすべて上位40に入っており、インフラや商品・サービスが充実していると評価されています。