港珠澳大橋の経済的利益はわずか。東涌周辺は大混乱

更新日:2018年11月26日
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港珠澳大橋

香港、マカオと珠海を結ぶ「港珠澳大橋」のオープンから約1ヶ月が経ち、香港は日帰り中国人旅行客で溢れかえっていますが、香港大学の経済学講師ヴェラ氏は「中国人旅行客は通行料を含め1人あたり数百元(百元は約1600円)しか出費しておらず、観光GDPにほとんど貢献していない。マクドナルドで食事をしてバスに戻るだけで、香港市民の生活に迷惑がかかっている。」と厳しいコメントを発信しました。

港珠澳大橋の香港側の到着地点(東涌 トンチョン)では、若者が中心となり約2週間前にデモ活動がおこなわれました。若者たちが訴えたデモ内容の一部は以下にご案内します。デモ活動の他にも、東涌の活動家グループ「東涌人(Tung Chung Future)」は、週末に食べ物を購入するだけで1時間並ぶ必要があることを報告しています。

・中国人旅行者によるゴミ放置の苦情
・無許可の違法ツアーガイドに対する苦情
・大量の中国人旅客により食事や買い物が落ち着いてできない。

・マナーの悪い中国人に地域がめちゃくちゃにされる。

香港メディア「The Standard」は、珠海側でのチケット購入方法がオンラインに変更されたため、11月24日(土)は17日(土)に比べて、香港への訪問者は22%減の84,000人となり落ち着きをみせていると伝えています。

今後、これらの問題がどのように改善されていくのかに注目です。