香港ディズニーランド、売上増加も3年連続の赤字

更新日:2018年02月21日
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ディズニーランド利益

香港ディズニーランドが2017年度の業績を発表。売上高は510億香港ドルと前年比の3%増、最終損益は設備投資などの影響により3億4,500万香港ドルの赤字となり、前年比の2倍、3年連続の赤字となりました。

香港ディズニーランド代表の劉永基は「今回の赤字額の増加は施設拡大、減価償却や運営コストの増加によるもので、来場者数や消費額などをみると今後売り上げは増加するだろう。」、「香港とマカオとつなぐ港珠澳大橋、広州と香港をつなぐ広深港高速鉄道の開通により、さらに来場者は増加するだろう。」などと前向きなコメントを残しています。また、香港立法会議員の周浩鼎も「現在は目標来場者数900万人までの道のりの途中に過ぎず、改善の余地はまだまだある(2016/17年度の来場者数は620万人)」とコメントを残しています。

2017年は、ディズニーホテル「Explorers Lodge」やアイアンマンをテーマとする「アイアンマン・エクスペリエンス(鉄甲奇侠飛行之旅)」がオープンしました。2018年は、アトラクション「バズ・ライトイヤー・アストロブラスター」をマーベル・コミックヒーローのアトラクションに改装、「モアナと伝説の海」のステージショーが新設予定となっています。

経営面での苦戦が続く香港ディズニーランドですが、2018年は経営状態の改善が期待できそうです。