香港の旅行会社が大阪に「OSAKA HINODE HOTEL」オープン

更新日:2017年12月04日
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OSAKA HINODE HOTEL

香港の大手旅行会社「EGL」は2017年11月22日、大阪浪速区にホテル「OSAKA HINODE HOTEL(逸の彩ホテル)」をオープンしました。香港の各メディアは香港の旅行会社として初となる自社経営ホテルの完成を大きな話題に取り上げています。

OSAKA HINODE HOTELの一部屋あたりの広さは約11畳、全354部屋、黒門市場や日本橋の電気街などの人気観光地へ徒歩圏内という好立地ホテルで、ホームページには地上18階の屋上テラスから通天閣をはじめとした大阪の夜景を一望できると案内があります。

EGLは日本の外国人旅行者増加によるホテルの空室不足を商機と捉え、2015年から土地を探し始め、2016年9月に更地からホテルを建設、2017年にホテルが完成し11月から営業を開始しました。投資額は4億香港ドル(約57億円)で6年での回収を見込んでいるようです。

またEGLの担当者は、「旅行会社は従来のビジネス手法を続けても経営が危ういため、我々は香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシアなどからの外国人旅行者を積極的に受け入れる自社ホテルを建設した。そして現在はホテルの隣に温泉施設を建設中している。」と発表し、「今後は沖縄にもホテル建設を計画している。」とコメントを残しました。

日本国内の外国人旅行者の増加により、今後も様々なビジネスが生まれそうです。