世界英語能力ランキング 日本や香港は?

更新日:2017年11月09日
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英語ランキング

世界80ヶ国を対象とした、成人英語学習者のランキング「EF EPI(EF英語能力指数)」が発表され、1位:オランダ、2位:スウェーデン、3位:デンマーク、4位:ノルウェー、5位:シンガポールとなりました。

この結果は、英語能力を「非常に高い」、「高い」、「標準的」、「低い」、「非常に低い」という5段階でも評価しており、アジアの国・地域に注目すると以下のような順位と評価となっています。

《 アジアの英語力ランキング 》

■英語レベルが非常に高い

1位 シンガポール (世界5位)

■英語レベルが高い
2位 マレーシア (世界13位)

3位 フィリピン (世界15位)

■英語レベルが標準的
4位 インド (世界27位)
5位 香港 (世界29位)
6位 韓国 (世界30位)

7位 ベトナム (世界34位)

■英語レベルが低い
8位 中国 (世界36位)
9位 日本 (世界37位)
10位 インドネシア (世界39位)
11位 台湾 (世界40位)
12位 マカオ (世界42位)
13位 バングラデシュ (世界46位)
14位 パキスタン (世界52位)

15位 タイ (世界53位)

世界最下位(80位)で、英語レベルが非常に低いと評価されたのはアジア地域のラオスとなりました。

香港メディアでは、「香港は英語レベルで遅れをとっている。シンガポールはフィンランドを抜いて世界5位に浮上し、香港を含む中国の都市別ランキングでは上海が1位となって越えられてしまった。」と悔しがる報道をおこなっており、ランキングを実施したEFの香港・マカオの代表者は「香港人は日常英会話はできるが、難しい英語表現ができない。また、最近の学生は、語彙や文法の知識はあるが会話に慣れていない人が増えている。」とコメントしました。

EF EPIがおこなう調査は今年で7年目。今回のランキングは世界最大級の語学学校「EF Education First」が2016年に実施した3種類のEF英語標準テスト(リーディング・リスニング)を受けた100万人以上のテストデータを基に算出されています。受験者の年齢の中央値は26歳、受験者の79%が35歳未満となったようです。