18歳未満の飲酒が問題に 日本とのルールの違いにも注目
更新日:2017年04月21日
香港の法律では18歳からお酒を飲むことができますが、現在、18歳未満の飲酒の多さが問題視されています。
香港の沙田(シャーティン)区議会が、18歳未満、1,025人を対象とした飲酒調査をおこなった結果、約50%が18歳未満での飲酒経験があり、約25%が13歳未満で飲酒経験があることが分かりました。また、14店舗のコンビニやスーパーを対象に、6歳の子供がお酒の購入ができるかを調べたところ、11店舗で購入ができたことも分かり、コンビニやスーパーでの年齢確認の厳格化が求められています。
なお、日本と香港では法律が異なるため、飲酒、喫煙やギャンブルなどの年齢制限なども全く違うものとなっておりますので以下にご紹介いたします。
■飲酒・タバコ日本では飲酒もタバコも20歳からですが、香港では18歳から認められています。
■ギャンブル日本ではパチンコは18歳。競馬の馬券購入は20歳から、しかし競馬場への入場には年齢制限がありません。
香港では馬券の購入は18歳から、18歳未満は競馬場への入場は禁止されています。(マカオのカジノ入場は21歳から)
■男女関係日本の結婚は男性18歳、女性16歳からですが、香港では男女ともに16歳から結婚ができます。
また、日本では地方自治体の条例により18歳未満との淫行が禁止されており、13歳未満との性行為は同意があっても強姦罪として処罰の対象となります。
香港では16歳未満との性行為は5年間の禁固刑、13歳未満の女性との性行為は終身刑の対象となります。