香港マクドナルドを中国企業が買収
更新日:2017年01月10日
昨日、米マクドナルドの中国・香港事業を中国の国有複合企業「CITIC(中国中信集団)」が買収すると発表をし、香港各紙を賑わせています。新しい運営会社の持ち株比率はCITIC(中国)が52%、米系ファンドのカーライル(米国)が28%、マクドナルド(米国)が20%となり、株式の過半数を中国企業が保有することになりました。
ここ数年、香港の有名コーヒー店「Pacific Coffee」、日本生まれの「Pokka Cafe」、「Italian Tomato」、「とんかつ銀座 梅林」、香港創業の定番スイーツ「許留山」など、多くの飲食店の香港での営業権が中国企業に買収されてきました。
現在マクドナルドは中国・香港で合計2600店以上を展開していますが、中国の消費者の嗜好に合わせてメニューを見直すほか、今後5年間で中国の地方都市を中心に1500店以上を新規出店するようです。