香港の大気環境が改善するも中国は深刻
更新日:2017年01月06日
2016年度の大気汚染データを香港の環境保護署が発表しました。政府が掲げている改善目標値には満たなかったものの、2015年に比べて約50%程度の大気環境の改善がみられました。
しかし、香港からの約100キロ先に位置する中国大陸広州市では、光化学スモッグ警報の発令と同時に、市民に対してマスク着用を呼びかけるほどの深刻な状況となっています。香港天文台は「広州市で雨が降らず、風向きが北風と変わることで香港の大気にも影響を及ぼす」との見方を示しています。